こんにちは、こんばんは。よっこです。
みなさん、午後のお仕事、はかどっていますか?
ランチをとるとどうしても眠くなってしまう・・・という方、多いのではないでしょうか。
特にデスクワークの方はつらいと思いますが、
私(介護職)のような体を動かす仕事の方であっても
「頭がはたらかない」「目がショボショボする」
などの症状を多少なりとも抱えながら作業していることと思います。
午後の眠気を抑える方法としては
- 食事のとり方を工夫して血糖値の急激な上昇を抑える
- 野菜から先に食べる
- 糖質の高いメニューを避ける
- 睡眠の質を改善する
などがありますが・・・
今日は「睡眠」に焦点を当てた対策の一つをご紹介♪
午後「眠くなったら」行う対策ではなく
午後「眠くならないために」行う対策です。
みなさん、「カフェインナップ」という言葉をご存知ですか?
カフェインナップとは?
私も最近「カフェイン」のことを調べていて知った言葉なんですが、
外国や日本でもずいぶん前から研究されていたようです。
(私がネットで見つけた「カフェインナップ」に関する一番古い記述は、2014年のものでした。)
カフェインナップとは、
コーヒーを1杯飲んでから昼寝(15~20分)をすること。
そうすることで目覚めた時にタイミングよくカフェインの効果があらわれて
リフレッシュして午後の仕事に取り組むことができるというものです。
カフェインと昼寝(ナップ)の組み合わせで【カフェナップ】というわけです。
カフェインの効能や上手な効かせ方は以前このブログでもお伝えした通りです。
https://hogonekomesen.com/kaigo-8/
コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用は
コーヒーを飲んでから20~30分後にあらわれるといわれています。
なので、カフェインが効くまでの時間(20~30分)を昼寝に充てると
目覚めたタイミングでカフェインの効能を得られる、というわけですね。
カフェインの効果は6時間以上続くので、
スッキリ目覚めた後は仕事もはかどりそうです♪
効果的なカフェインナップの方法
効果的にカフェインナップを行うにはいくつかポイントがあります。
コーヒーはできればブラックで
胃にやさしいから、などの理由や
ただ単に好みでカフェラテやカフェオレなどのミルク入りを普段から飲んでいる方も
カフェインナップの際はブラックコーヒーを選んだ方がベターです。
なぜなら、牛乳に含まれる
トリプトファンとメラトニン
という成分には眠気を誘う効果があるからです。
(眠れない夜にはホットミルクを飲むといい、なんて言われていますよね)
昼寝の時間は最大30分まで!
睡眠には、体は休んで脳は働いている浅い眠りの「レム睡眠」と、
脳も体も休んでいる深い眠りの「ノンレム睡眠」があります。
眠りについてから30分ほど経過すると、深いステージのノンレム睡眠に入ってしまうので、
脳が眠りから抜け出しにくくなってしまいます。
また、先ほど説明したカフェインの覚醒作用にかかる時間や、
現実のランチタイムを考えても、15分~30分が適しているでしょう。
「ガッツリ」より「ウトウト」で
みなさんの職場ではカフェインナップ、できそうですか?
最近では「仮眠のできるレンタルスペース」や「お昼寝カフェ」などもありますが、
会社員だと「社外に出て昼寝」はなかなか難しいですよね。
施設内に「仮眠室」を設けている職場もあるでしょう。
でもそれは夜の仮眠のためであって、昼間に使用するのは難しい場合もありますよね。
そういった仮眠スペースがなくても大丈夫です。
横になってガッツリ寝る態勢をとらなくても、
イスに座って目をつむるだけでも効果はあります。
たとえ眠れなくても、どこかで座って目を閉じるだけで疲労は和らぐものなのです。
机にうつぶせになるだけでも、
自律神経にかかっている負荷を軽くすることができますよ。
それに・・・横になってガッツリ寝てしまったら、
昼寝から目覚めるのがかえってつらい結果になってしまいそうです(汗)
フリーランスやリモートワーク等で自宅でお仕事される方は、
「布団の誘惑に勝つ」ことも大事になってきますね!
カフェインナップまとめ
- (できれば)ブラックコーヒーを飲んでから
- 15~30分昼寝をする
- 机にうつぶせになって目をつむるだけでもOK
午後の眠気にお仕事邪魔されたくない方!
一度お試しあれ!!